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2007/10/05 (Fri)

猫免疫不全ウィルス感染症(FIV)

 一般に「ねこエイズ」と呼ばれる感染症ですが、
人のエイズとはまったく違うウィルスが原因で、
人や他の動物に感染することはありません。

感染後、発症して免疫不全を起こして、
ねこエイズとなります。
口内炎を初め、傷の化膿、発熱、下痢など
様々な慢性症状が特徴です。
進行すると、病気に対する抵抗力がなくなります。

ワクチンはなく、感染した場合は
対症療法になります。
けんかや交尾の際の咬み傷から
感染する場合がほとんどなので、
室内飼いが最良の予防法です。

【症状】

外出自由の暮らしをしている飼い猫が
感染しやすい病気の一つが、
猫免疫不全ウイルス(FIV)、
俗に猫エイズウイルスと呼ばれる
ウイルスの感染症です。
 
FIVに感染後三十日から六十日ほどたつと、
熱が出たり、リンパ腺が腫れたり、
下痢をしたり、鼻水が出たりといった
症状が現れてきます。

そんな症状が数週間から数か月続きます。
この期間が「急性期」です。その後、FIVは、
感染猫の体内のリンパ球の中に身を潜めて
潜伏状態となります。

これが「無症状キャリア期」で、二、三年から
それ以上、時にはその猫が寿命を
まっとうするまで続く時もあります。
 
やがてリンパ球内に身を潜めていたFIVが、
何かの刺激を受けて目を覚まし、
活動を開始します。

FIVが攻撃するのは、猫の体内に侵入する
病原菌やウイルスなどをやっつける
T細胞(細胞性免疫)です。

免疫力が低下しだした猫は、
口内炎や慢性皮膚炎、慢性の下痢などに
悩むことになります。

これらの症状は「エイズ関連症候群」と
呼ばれ、エイズの前段階にあたります。
 
その状態が一、二年続く間に免疫力が
極端に低下して、ついに最終段階の
「エイズ(後天性免疫不全症候群)」期となります。

そうなれば、貧血も激しく、ガリガリにやせ、
免疫力がほとんどなくなり、皮膚がんや
リンパ球のがんなど、様々な悪性腫瘍に
かかりやすくなります。

また、元気な猫には無害な、
空気中を漂うカビや生活環境に常在する
弱い細菌などに感染し、エイズ発症後
数か月ほどで死亡する。

【原因とメカニズム】

FIV(猫免疫不全ウイルス)の存在が
アメリカで発見されたのは、
今から二十年ほど前のことです。
しかし、ライオンやチーターなど猫科動物には
それぞれ固有の類似ウイルスの感染が
知られることから、猫たちとFIVとのつき合いは、
原始の猫科動物の時代にさかのぼるほど
古いと考えられています。

つまり、FIVは自己および子孫繁栄のために、
恐ろしい「免疫不全」機能をむやみに発揮せず、
感染動物(猫)をなるべく長く生かす
戦略を採用してきた。

だから、FIV感染後、「無症状キャリア」期が
長く、「エイズ」発症まで四、五年、
あるいはそれ以上もかかるため、野外暮らしが
一般的だった時代、平均寿命の短い猫たち
(野良猫で平均四歳前後)は、感染しても
発症前に亡くなっていた可能性が高いのです。
 
また、FIVの感染力は非常に弱く、
猫同士のなめ合いなどで
感染することはあまりありません。
それに出産時、子猫は袋に包まれて
生まれてくるため、母子感染も起こりにくいです。

FIV感染猫とケンカして
出血するほどにひどくかまれ、感染猫の
唾液中や血中から、直接非感染猫の血中に
ウイルスが侵入して初めて感染する
程度なのである。

そのため、狭い区域にたくさんの野良猫が暮らし、
互いの縄張りが重なって、縄張り防衛のため、
また異性獲得のために、猫同士が激しいケンカを
繰り返さざるを得ないような地域でなければ、
それほど感染は広がらない。

日本で猫エイズ問題が深刻化している背景に、
猫(それも野良猫)の頭数の増加、過密化と、
猫たちの長寿命化が
潜んでいるといえるのではないでしょうか。

【治療】

 先にふれたように、FIVは、潜伏期には
猫の免疫を担うリンパ球の中に潜み、
活動期に入ると、細胞性免疫の主役である
T細胞を攻撃して免疫力を低下、無力化させる。

体に侵入したウイルスや細菌などを
攻撃すべき「免疫」機能が破壊されるため、
FIVを退治する方法がないのです。
 
しかし免疫機能が破壊される「エイズ」期以前なら、
口内炎や慢性皮膚炎など「エイズ関連症候群」の
諸症状を抑える対症療法を行うことができる。

また、ウイルス感染の潜伏期も長いため、
時にはFIVに感染していても、存命中に
「エイズ」の発症を免れる猫もいる。

ある調査結果では、FIVに感染した
「無症状キャリア」期の猫のなかで、エイズ前段階の
「エイズ関連症候群」期に移行するのは一年に
一割前後といわれている。

だから、たとえ一歳で感染しても、十歳前後まで
生きる可能性もありうる。わが家の愛猫がFIVに
感染したからといって悲観せず、
十分な生活環境を整え、栄養価の高い食事を与え、
ストレスの少ない暮らしを確保すれば、
発症時期を遅らせることも不可能ではありません。

【予防】

FIVは、主に猫同士の激しいケンカなどによる
かみ傷などから感染する。だから、
室内飼いに徹し、感染猫との接触の機会をなくせば、
感染する恐れはない。家の中で、できるだけ猫、
人間共に住み心地のいい生活環境を
保つことに努めていただきたいのです。
 
また、多頭飼いの家庭なら、飼い始めに、
新参猫の健康チェック、感染チェックをきちんと
行うことが大切です。

FIV感染後、六十日経過しないと、
FIV陽性反応が出ない猫もいるため、
少なくとも二か月ぐらいは別室、もしくは専用の
ケージ生活を守って、検査結果が出るのを
待ってください。


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