キャットフードの種類

キャットフードの種類

現キャットフードの製品のタイプは、
フード中の水分含有量に
よって分けられます。

ドライフードとウェットフードには、
それぞれ特徴があります。

どちらがより優れているという
訳ではないので、
ペットにあったフードを選びましょう。
最近では、これらが複合した
フード（ドライフードと
セミモイストフードあるいは
ソフトドラフードとの混合品）が
発売されるようになり、また、
ペット用飲料水やアイスクリームなど
新しいジャンルの製品も開発されています。

水分含有量による明確な分類が
難しくなってきましたが、
ペットフードとは、栄養成分の補給を
目的とするかそうでないか
によって区別されます。

在、猫の食事は長年の研究により、
猫の栄養基準に基づいたキャットフードが作られる
ようになっています。
 
 
レギュラーフードとプレミアムフード

レギュラーフードはスーパーやホームセンターなどで
売られているキャットフードで一般的に
普及されているものです。

それに対してプレミアムフードはペットショップや
動物病院で扱われているキャットフードです。
プレミアフードは素材・品質・栄養・バランス、
全てにおいてこだわって作られた優れたフードです
その分レギュラーフードに比べて
値段が高くなっています。

最近では猫のライフステージまた健康面に
合わせて様々なプレミアムフードが
用意されています。

プレミアムフードは嗜好性にかけると言われますが
最近では嗜好性に富んだものも用意されており、
ドライ・ウエットともに充実しています。

プレミアフードはほとんど外国製で国内の
代理店からは販売されています。

また輸入販売が自由なため、
過度な広告を伴って販売もされている場合もあり
猫の飼い主としての判断が必要です。

ドライフード

水分が１０％ぐらいで、フードを乾燥させる
ことにより保存性を保ったキャットフードです。
水分が少ないということは少し食べれば猫に
とっての栄養が足りるということです。

少ししか食べないと猫はお腹が空くのでは
ないかと思いがちですが、
カロリーの高いものを食べたときは少ししか
食べないのが動物の知恵です。

ドライフードはウエットフードや肉、魚などと
混ぜることを前提に作っていますので、
バランスを壊さないように混ぜて猫に
与えてもかまいません。

ソフトドライフード

製品水分25～35%程度のフードで、
加熱発泡処理されています。

水分保持のために
湿潤調整剤を使用します。 

ウェットフード 水分75%程度のフード。
品質保持のために殺菌工程を経て、
密封容器に充填します。

密封容器には、缶詰、
アルミトレーやレトルトパウチ等が使用されます。

また、特定の疾患等に
対応するために栄養バランスが考慮された
ペットフードとして特別療法食があります。
特別療法食は獣医師からの
専門的なアドバイスや処方に従って与えます。
 

ウエットフード

ウエットフードは缶やパウチになっているキャットフードで、
水分が７０％～８０％占めています。猫は水分の
取り方が下手ですから、
水分をとることにも役立ちます。

またウエットフードは加熱密閉して
保存するわけですから、
保存のための添加物を入れる必要がありません。
その点で、飼い主にとっても安心の
キャットフードです。

ウエットフードは柔らかく消化がいいのですが、
猫の歯に刺激がなく、
顎の力が弱くなり歯石がたまりやすくなります。
猫にあげる時はウエットフードだけでなく、
ドライフードをあげたり、
ウエットフードにドライフードを混ぜたりして
猫に与えて下さい。

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